転職

もう嫌だ!病棟看護師がこんなところ辞めてやる!となったときにやってみる必要な3つのこと

miyu
  • やることは次から次にあるけど、ミスがないよう仕事中は気を張りっぱなし…
  • 帰宅後も病棟からの連絡に何かやらかしたかという不安がつきまとう…
  • 時間外からの勉強会、委員会、病棟会…まだ今日の記録も終わってないのに…
  • 職場の人間関係にも疲れた…

『師長、わたしもう辛いので来月で病院辞めて転職します』とはいかないところが現場で働く看護師さんのさらに辛いところです。とりあえず早めに辞める意思を伝えねば!と感情の勢いに任せて師長に伝えに行く前に一旦お待ちください。

退職/転職する!と頭に浮かび始めたらやること3つ

現状で働き続けることのメリット・デメリットを細かく書き出す

なんとなくではなく、今後の自分の働き方のビジョンを明確にする

毎月の支出額(生活費全般、税金、保険料など)を把握する

この記事では退職/転職することが本当に必要な状況であるのかを把握し、行き当たりばったりで失敗することにならないためにやるべきことを説明していきます。

現状で働き続けることのメリット・デメリットを細かく書き出す

特にデメリットを書き出すことで不満の一つ一つに対して退職しないと解決できないことなのか、やり方次第で改善できそうなことなのか、問題を深堀しながら向き合います。そうすることで漠然とした不満の原因が何なのか見えてきます。
不満の中でも給与や勤務体制に不満がある、チャレンジしたい専門領域がない場合は転職を前向きに考える必要があります。しかし、特定の人が原因で病棟を離れたい場合は転職しなくても、院内の『異動』という手段もみえてくることがあります。

メリット:例
  • 忙しい日も、そうでない日でも変わらずに毎月の固定給が入る
  • 聞きたいことをすぐに聞ける頼れる同僚が○人いる
  • 休み希望が通りやすい
  • 平日休みを有効に活用できる…etc
デメリット:例
  • 日勤、夜勤の変則勤務が体力的につらい
  • 状況判断を求められる場面での自分の判断に自信が持てない
  • 忙しすぎて家と職場の往復だけの日々
  • 理不尽なクレームで泣きたくなる…etc

デメリットを書き出した後は1つ1つの不満に関して解決策を考えていきます。メリット・デメリットを比較し異動次第では状況が変わりそうであれば異動を視野にいれましょう。自分の努力だけでは乗り切ることが出来ない、解決策がない場合は転職を視野に入れましょう。

なんとなく』ではなく、今後の働き方のビジョンを明確にする

転職後はどのような領域の職場で働きたいのか、働く上での希望条件(年収、勤務形態、通勤時間、雇用形態など)を思いつく限り書き出しましょう。

そして、優先順位順に並べ替えます。どうしても譲れない条件や、必須ではない条件など客観的に自分が求めている条件が見えてきます。転職活動の際に自分の指標となる大事なことなので、冷静な状況のうちに考えておくことが重要です。

賃貸の引っ越し経験がある方であれば引っ越し条件を絞り込んでいくイメージです。最後のほうの条件は割と妥協できるものもあります。

毎月の支出額(生活費全般、税金、保険料など)を把握する

毎月のお給料は手取り額のみ確認して終わりにしている場合の方は要注意です。退職してから休息期間を経てから転職を考えている場合は、当たり前ですが息を吸って吐いているだけでもお金は減る一方で増えることはありません。

働いていると意識していない税金関連、年金、社会保険料など病院側でこれらの手続きをほとんどやってくれています。税金含め退職後1か月にかかる費用がいくらなのかを把握することで辞めたあと焦らずにすみます。本気で退職を意識し始めた時点で貯金にゆとりがないようであればしっかり計画的にいくら支出が発生するのか把握し、休みたい期間分の貯蓄を意識することが重要です。
思いがけないケガや病気、突然壊れる家電、友人からの楽しいお誘い、リフレッシュ旅、ゆとりがないとせっかくの休息期間も安心して楽しめません!

退職/転職を本気で考え始めたら計画的戦略でいくべし

記事URLをコピーしました